WANSecurityのVPNアクセス コントローラ ソリューションはOpenBSDを基盤としており、サイト間のVPN、どこからでもダイアルアップできるVPNアクセスを可能にします。お客様のオペレーティング システムに組み込まれたVPNクライアントを用いて、ネットワークへのリモートアクセスが可能です。これにより在宅勤務者がセキュアにアクセスできる、非常にコストエフェクティブなソリューションをご提供します。強固なVNPサポートに加え、これらのデバイスは、OpenBSDのPF、Linux IPFilterという世界最強のファイアウォール コードを使用しています。パワフルで柔軟なVNP、ファイアウォール、ルーティング プラットフォームの他にもOpenSecureは非常に望ましいセキュリティの特徴を数多く含んでいます。
IPSecにより、スタンダードなIPSecをサポートするすべてのデバイスと接続可能になります。これは大抵の場合、他のVPNAC施設、オープンソース ファイアウォール、FreeBSD、OpenBSD、Linux、そして、ほとんどの市販のファイアウォール ソリューション(Cisco、Juniperなど)とのサイト間接続に用いられています。また、移動クライアントとの接続にも使用できます。
PPTPは、Windows 95 OSP2以降にリリースされたWindowsのほぼ全てに標準装備されているPPTPクライアントであり、最も使用されているVPNオプションです。PPTP サーバーは、ローカル ユーザ データベースかRADIUS サーバーを認証のために用いることができ、RADIUSアカウンティングもサポートされています。PPTPインターフェイスのファイアウォール規定によりPPTPクライアントからのトラフィックを制御できます。
VPNACは、ローカル認証とRADIUSを通しての認証をサポートすることでマイクロソフト アクティブ ディレクトリあるいはLDAPに対しての認証を可能にします。
PFとしても知られるパケット フィルターは、TCP/IPトラフィックのフィルタリングとネットワーク アドレス翻訳のためのOpenBSDのシステムです。PFでは、TCP/IPの正規化・調節、また帯域幅制御やパケット優先化を行なうことができます。PFは世界で最先端のファイアウォールです。
OpenBSDからのCARPの存在によりハードウェアのフェイルオーバーが起こっても問題ありません。2つ以上のVPNACデバイスをフェイルオーバー グループとして構成することができます。プライマリで1つのインターフェイスが落ちた場合、あるいはプライマリ全体がオフラインになってしまった場合、セカンダリがアクティブになります。VPNACには構成のシンク機能も含まれており、プライマリでの構成の変更が自動的にセカンダリ ファイアウォールに同期されます。また、VPNACにより、ファイアーウォールの状態の表が、すべてのフェイルオーバー用に設定されたファイアーウォールに再現されます。つまり、故障があった場合でも既存の接続が保たれるということです。これはネットワークが落ちてしまった場合に重要な機能です。
インバウンド負荷バランシングは、複数のサーバー間の負荷を分散するために用いられます。これはウェブ サーバー、メール サーバーなどで一般的に使用されています。ピングのリクエストやTCPポート接続に反応しないサーバーはプールから削除されます。
アウトバウンド負荷バランシングは、マルチホーム ルーティングと負荷バランシング、フェイルオーバー機能の使用により実現できます。トラフィックは、希望のゲートウェイか、ファイアウォールごとのルールに基づいて負荷バランシング プールに仕向けられます。